こういうのも悪くない

こんなゆるーい私もいわゆるジャニヲタなんです。

受け止めるしかないのだろうけれど。

 

衝撃が走った

先日、24日に行われたベスト・アーティスト。衝撃を受けた人は多いだろう。私もそのうちの一人だ。

その日、Kis-My-Ft2は出演することはないが、ジャニーズ自体が好きなため楽しみに前傾姿勢でTVを見ていた。学校があったため見始めることができたのは19時半ころから。KAT-TUNの登場となり、「あ、ジャニーズきたやん♡」とさらに前のめりに。デビュー当時からKAT-TUNのメンバーの中では断然田口くん推しであった母も「あ~やっぱり彼、かかっこいいなあ」とべた褒めしつつ私の隣に来て、見る準備を始めていた。ここまではいつも通りだった。田口くんがアップになり、笑顔が可愛いのに笑っていなくて、「え?何かの発表?」そう思うまでは。

 

 

え、なんで?

その事実は応援し続けてきたファンはもちろん、多くの人を驚かせ悲しませたと思う。私自身、KAT-TUNは自担でもなければコンサートに足を運んだこともなく、メンバーの顔と名前、シングルの曲を知っているくらい。Kis-My-Ft2がジャニーズJr.であったころにKAT-TUNのバックダンサーをしていたということを知り、Kis-My-Ft2を見るために当時の動画を見ていたぐらいだ。しかし、この事実に私は震えた。田口くんが画面いっぱいに映り話されている間、「え?冗談やんな?」「いつもみたいに場を和ませてくれるやんな?」と発表された事実を受け止めることができないでいた。彼が話したあとにカメラが映したのは亀梨くんであった。震えながら残りのメンバーの代表として話す亀梨和也を見て、やっと私はこの事実を受け止めようとした。ただただ受け止めないと・・と必死だった。

 

なんで今なん?

 

この一言しか出てこなかった。

 

もうすぐ10周年。ファンも楽しみにしていて、ここからまた頑張っていこう!と、そうなっているものだとばかり思っていた。いや、そうなっていたのだろう。そこでの方向の違いが生まれてのこの結果なのだから。

 

 

想像できないつらさ

KAT-TUNのデビュー当時の6人の姿は奇跡だったのだろうか。私自身、Kis-My-Ft2を好きになったのはもう7人で活動しているときであった(デビューもしているし)。前在籍していたメンバーのことは正直名前しかわからない。そのため、自分の応援しているグループのメンバーの脱退というものによって受ける衝撃、精神的な苦しさは想像でしか考えられない。そもそも想像をすることも嫌だ。私にジャニーズを教えてくれた友人はNEWSのファンであり脱退のときは「ファンもつらいけれど残されたメンバーも絶対つらかったと思う」と話していた。そこからの苦労、再活動は精神的にも簡単なものではなく、とてもしんどいものであったということを理解した。そのようなつらい経験を彼らは何度もしている。6人から5人に。5人から4人に。4人のままで安定するのかと思いきや今回の発表でいずれ3人に・・・あのデビュー当時の6人のキラキラとした笑顔の姿は今では奇跡のように感じてしまうようになった。

 

この事実を受け止めるしかないファンはどうしたらよいのだろうか。これからの人生を応援をしなければいけないだろう。頭ではそう思う。しかし、受け止めきれない思いが大きくどうしたらよいのかわからない。自担でもない私でこうなのだから、田口くんを応援し続けてきた人にとっては本当に苦しいことだろう。大げさだろうと思うことかもしれないが、今までその人を見ることが楽しみで、会うことが嬉しい、そんな対象の人が急にいなくなると思うと悲しくて仕方がない。中には悲しいだけではなく、怒りの感情を持つ人だっているだろう。

 

そこからのTVの内容は頭に全く入ってこなかった。楽しみにしていたジャニーズメドレーでは自分自身を無理矢理盛り上げる結果となった。

 

自担で想像すると・・・考えようとしてみるけれど想像もしたくない。というか、できない。想像でさえ受け止めたくないものだ。ずっとあるものであると無意識に思いこんでいるため急にそれがなくなるとどうするべきなのか、ただただつらい事実を受け止めしかない。ファンというものはそういうものなのかもしれないけれど、この事実は日数が経ってもつらいことに変わりはない。

 

このことをファンが受け止めるのはまだ時間が必要だろう。

 

 

 

 

でも願うなら、冗談だよと笑って「入口出口田口です」を聞きたい。